尿療法

尿療法(飲尿療法)とは

尿そのものを飲んだり、皮膚や粘膜に塗ったりすることによって治癒を目指しますが、平たく言うと万全ではないが、万能である となります

人類最古の治療法でもあり、現在では、西洋医学が行き届いていない世界の隅々で行われているのはもちろん、いわゆる西洋医学の先進国でも脈々と伝えられているようです。その結果は目を見張るものであり、あらゆる病気に効果を示します。

しかし悲しいかな、医療従事者にお金を生まないので、伝える医療従事者は少ないのです。

医療は元々人(動物)を救うためであり、医療従事者の生活を支えるためのものではないのですが。

尿療法さえすれば完治する、と言うわけではありませんが、必ず何かしらの改善が見られます。

時に悪化したように見られるものは、治癒へのワンステップ、好転反応です。


なぜ自然療法か

自然療法と尿療法

わたくし自身が小学生の時、大好きなタケノコを食べた時に初めて蕁麻疹になりました。その後はタケノコを食べ過ぎると蕁麻疹に…。さらに学生時代はタケノコを食べなくても、ストレスで時々蕁麻疹に。1999年に開業した頃は多忙でストレスも多く、蕁麻疹になることが増えました。また、時々口内炎になったり…。

蕁麻疹は抗ヒスタミンやステロイドで治していましたが、いつしかステロイドの量が増えていました。そして喉が異様に渇くという副作用を感じるようになりました。

そんな時にEMに出会い、飲んだりお風呂に入れることにより、劇的に良くなりました。その後、EMだけでなく、漢方薬やプロポリス、キトサン、クロレラ、しじみエキス、ルテイン、ステビア、メシマコブ等のサプリメント、水素水等も診療に取り入れるようになりました。

2005年に日本製のマルチカロテンのサプリメントに出会い、抗菌剤やステロイドを使うマニュアル通りの西洋医学ではなく、そのサプリメントを主軸にした診療をするようになりました。

2016年にはサプリメントも機械も使わない、無料で誰でもが出来て最強と思える尿療法という自然療法の1つに出会い、今に至ります。詳しくは「ふりむけばニョウタリアン」に書きましたので、読んでいただけたら嬉しいです。

今はタケノコのシーズンの2ヶ月間、毎日、毎食のようにタケノコを食べても蕁麻疹は出なくなりました。田舎暮らしなので、毎年タケノコは沢山頂戴しますが、安心して頂いています。

西洋医学により開発されたいわゆるクスリで一時的に症状を抑えるのではなく、原因を追求し、根本的に治癒を目指すのが自然療法です。


尿とは

尿とは・・・95~98パーセントが水分、2パーセントが尿素、残りは各種ミネラル・塩・さまざまなホルモンや酵素(尿療法大全より)

尿には4000種類以上の成分が含まれていていると言われていて(政木和三博士の音声記録あり)、基本的に無菌です。


尿療法(飲尿療法)に期待できること(尿療法大全より)

  • 各種の栄養物質の再吸収と再利用

  • 各種のホルモンの再吸収

  • 各種の酵素の再吸収

  • 尿素の再吸収

  • 免疫系の賦活作用

  • 病原菌やウイルスに対する破壊作用

  • 利尿効果

  • 心理的作用(人間のみ?)


尿療法に期待できる疾病、症状(参考文献 中尾良一医師、佐久間獣医師、石川眞樹夫医師、高橋弘憲医師、奥山輝実医師、クーン・ヴァン・デル・クローン他)

肥満、冷え(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)、氣管支炎、喘息、結核、アトピー咳そう、肺癌等呼吸器疾患

ものもらい(地域によって、めいぼ・めばちこ/化膿性炎症・麦粒腫)、白内障、視力低下、緑内障(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)、乱視、網膜変性症、飛蚊症、結膜炎等の眼病

パーキンソン氏病、アルツハイマー、頭痛、偏頭痛(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)、認知症、脳卒中後遺症、てんかん、歯肉炎、歯槽膿漏、口内炎(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)

歯周病、舌癌、喉頭癌、逆流性食道炎、胃潰瘍、腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群、胃癌等消化器疾患、心臓病、心筋梗塞、高血圧(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)

低血圧、狭心症、不整脈等循環器疾患、肝炎、肝硬変、肝癌、胆嚢癌等肝臓疾患、リーキーガット症候群(第10回尿健康法全国大会で発表あり)、

花粉症、じんま疹、アトピー性皮膚炎等アレルギー疾患

膀胱炎、腎炎、腎結石、腎癌、膀胱癌、前立腺肥大、性病等泌尿器疾患

各種筋肉痛・神経痛、腰痛、肩こり、椎間板ヘルニア、脊椎狭窄症等整形外科疾患

さまざまな癌と筋腫、血液癌、膠原病、リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE 拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)、線維筋痛症

多発性硬化症、うつ病、パーキンソン氏病、多動症、自閉症、統合失調症、不眠症、憑依妄想、意欲低下、慢性疲労症候群等精神疾患

痛風(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)、膵臓病、ホルモン分泌異常、糖尿病、膵臓癌、甲状腺疾患等内分泌疾患、さまざまな細菌性疾患

エイズ、肥満症、痔、勃起不全、頻尿、白髪、前立腺肥大、膣脱、子宮脱(ブログに記載)、不妊症、更年期障害、子宮筋腫、カンジダ性膣炎、子宮癌、卵巣癌

鼓膜穿孔、外耳炎、中耳炎、内耳炎、メニエル氏病、聴力低下等耳鼻科疾患、火傷、白癬、いぼ、乾癬、肌荒れ、創傷、ケロイド、ふけ(頭垢)、あぶら足、多汗症

おでき、かゆみ(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)

化粧品アレルギー、にきび、しもやけ(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)、水虫(拙著「ふりむけばニョウタリアン」に症例記載)等皮膚疾患、下肢静脈瘤、原因不のふるえ、原因不明の痛み、異常感覚、抜け毛、白斑、むくみ、めまい・・・からシワ、シミに至るまで


尿療法の瞑眩反応:好転反応

多くの方に見られます(数時間~3年後)

身体のあちこちが痛む・下痢・便秘・発汗・痒み・熱を伴った湿疹や膿疱・吐き気・食欲減退・頭痛・古傷が痛む・咳・歯の詰め物が外れる 等

☆強い好転反応が出た時には、治まるまで尿療法を休憩したり、減量をお勧めします。

悪性の病気、長期の病気、大量の薬剤服用時ほど強い好転反応が出るようですが、薬漬けでも全く出ない人もいます。

日本の尿療法の歴史

日本でも鎌倉時代に、時宗(浄土真宗の一派)の開祖である一遍上人がこの尿療法をやっていたという歴史もありますし、わたしがこのことを公表してから、「そう言えばおじいさんがおしっこを飲んでずっと健康だった」ということを聞いたことがあるといった話をいろいろな方から伺っておりますから、文書には残されてはいなくても、近世まで各地で続けられていたと推測できます。(事実が語る尿療法の奇跡 故中尾良一 (社)日本医学協会理事 監修 より)

飲尿以外の尿療法

尿マッサージ

頭から心臓に向かって、手足の先から心臓に向かって、尿を肌に擦り込むようにマッサージします。洗い流す場合に石鹸は使わないで下さい。

ふけ症・脱毛・ハゲ・白髪・髪の老化、しみ、しわなどに効果を期待できます。

20分~1時間で頭皮から尿が吸収されるのを待って、ぬるま湯で洗い流します。

尿湿布・塗布

冷たいと思ったら、尿を湯煎で温めて、布や脱脂綿、オーガニックコットンで尿湿布を作って、少なくとも1時間患部に当てます。

乾いてきたら尿を注ぎ足します。尿湿布を無添加のラップで巻いて就寝しても良いですが、寝相が悪いと布団が臭くなる可能性があります。

皮膚病、深い傷、化膿傷、浮腫にも効果が期待できます。

化粧水の代わりに塗るのもお勧めです。


尿風呂

お風呂の中に尿を入れます。量はお好みで。尿で湯船を一杯にした友人は近所で異臭騒ぎになったそうですので、お氣を付け下さいね。


飲尿断食

飲尿だけで過ごす断食で、飲尿と断食の相乗効果を得ます。

一般の断食方法に飲尿(出来ればすべての自尿を飲みます)を加えます。お腹が一杯になったら無理して飲まなくてもいいです。注意点は一般の断食と同じです。

尿マッサージや尿湿布、尿腰湯、尿足湯などを加えるとより効果的です。


尿浣腸

コーヒー浣腸、コーヒーエネマのように、尿を肛門から入れます。

尿注射

飲めない、塗れない方に。

Q&A

Q:尿は汚い物、要らない物だと聞いていますが。

A:血液が腎臓で濾過されたものが尿です。血液中の細菌やウィルスなどの感染性物質は尿には出てきませんので、血液よりも綺麗で安心、安全です。

少なくともハナクソ、鼻水(子どもの頃、舐めた経験のある人が多いようです)より綺麗だと思いますが、いかがでしょうか。

Q:尿素は毒じゃないのですか?

A:尿の尿素は2%濃度です。薬として使う尿素は3%濃度ですので、毒ではありません。

尿素の保湿効果は抜群で、化粧品、ハンドクリーム等にはどなたがご放尿なさったか不明の人様の尿からの抽出尿素や合成の尿素が入っています。

Q:他人や飼主さんの尿でも良いですか?

A:尿はリアルタイムな個人情報を波動として転写しています。

不足している物質、抗炎症物質、年齢相応の性ホルモンなど、とても精妙なオーダーメイドの薬ですので、できるだけご自身の尿を使いましょう。

特に癌の場合、その癌の特異抗体情報がBスポットと言われるノドのレセプターを介して視床下部に伝わり、自律神経系と免疫系にオーダーメイドのワクチンのようなものを作りますので、自身の尿の方が良いと思います。しかし、古代中国等では、若返りの秘薬として処女や童の尿を使っていたようですが、これも大量の性ホルモンを摂取するためだと推察されます。また飼主さんの尿でも、多くの症例で良い結果が出ています。基本的には飼主さんが服薬していないことを条件にお勧めしています。


Q:生理中の尿でも大丈夫ですか?

A:まったく問題ありません。見た目だけですが、気分が乗らないようでしたら、飲尿はお休みしましょう。

Q:尿療法はいつ頃からあったのですか?

A:5000年前にサンスクリット語で記された「ダマール・タントラ」(Damar Tantra)と呼ばれる宗教書にすでに現れていて、この古文書には尿のクスリとしての効用を誉め称え、尿療法の日常的実践の方法を詳しく教示した詩が107篇も盛り込まれているのです。

我々が現在目にすることのできる人類史上で最古の尿療法の記録は、古代エジプト文明がのこした古文書に記されています。医療関係の古文書には、飲尿や、皮膚病を治すために尿を洗浄液として用いる利用法には、途方もない治療効果があるという証言の数々が報告されています(以上「尿療法バイブル」 より)


Q:有名人で尿療法をやっている人はいますか?

A:インドの故ガンジー氏、故元デサイ大統領、マドンナ(動画あり)、故さくらももこさんもされていたと「さるのこしかけ」に記載されていました。

日本国内で尿療法について書かれているものをご紹介いたします。

1981 オシッコ健康診断法 藤井康男

1984 朝一杯のおしっこから 宮松宏至

1986 異説 糞尿譚 藤井康男

1988 尿を訪ねて三千里 宮松宏至

1990 事実が語る尿療法の奇跡 中尾良一監修

1990 奇跡が起こる尿療法 勇気さえあれば、治らなかった病気が治る 中尾良一

1991 快医学 瓜生良介

1992 さるのこしかけ さくらももこ

1993 最新尿療法入門 中尾良一

1993 新・事実が語る尿療法の奇跡 中尾良一監修

1993 医者がすすめる尿療法 佐野鎌太郎

1993 改訂版 奇跡が起こる尿療法 中尾良一

1993 続・奇跡が起こる尿療法 中尾良一

1994 尿療法で救われた私 中尾良一・小宮山かよ子

1994 尿療法 驚くべきこの効果 中尾良一・小宮山かよこ子

1994 生命の水 奇跡の尿療法 J.W.アームストロング

1994 摩訶不思議な健康絵本春が来た 赤坂郁郎

1997 尿療法でガンを消せ 佐野鎌太郎

1998 医療の革命 難病に苦しむ患者に贈る Dr.JohnF.O7Quinn

1999 新快医学 瓜生良介

2000 アマロリ フランス版尿療法のすすめ ドクター・ソレイユ

2000 救済の医学 尿療法の歴史 浅井保彦

2003 まりもの摩訶不思議な世界へようこそ 高田麻りも

2004 尿療法バイブル あなた自身がつくりだす究極の良薬 マーサ・クリスティ

2005 改訂・増補版 救済の医学 尿療法の歴史 浅井保彦

2007 ガン絶望から復活した15人 中山武

2008 あなたに出会えて幸せです 高田麻りも

2008 BIO HEALTH 井上アトム

2010 おしっこは天才薬剤師 MCL山形健康交流会

2012 尿療法~いのちの水~ 笠谷和司

2012 2012年日本の尿健康法 60人の体験談集

2015 いざとなったら尿を飲め 尿療法入門 ドクター高橋

2015 黄金の泉 尿療法大全 クーン・ヴァン・デル・クローン他

2016 新版野草の手紙 ファン・デグォン

2017 自然療法による回復を求めて 石川眞樹夫

2017 ふりむけばニョウタリアン 清水馨子

2019 安心10月号 マキノ出版

2019 新版 誤れる現代医学 橋本行生


その他リンク集

ネパールにおけるアーユルベーダ尿療法の報告

故・政木和三博士の尿療法記

同・音声記録

尿療法歴30年の麻りも氏がインターネットラジオ「ゆめのたね」で語られました。 9月8日放送  9月15日放送

尿、ゆまり、アマロリ、ハルン、ユーリン

奇跡の液体、ミラクルリキッド、これらは全身をめぐっていた動脈血が腎臓の糸球体に入り、ろ過されてつくられる液体で腎臓を通る一日の血液量は1.5トンにもなるそうですが、このうち糸球体でろ過される量は約170リットルとのこと。しかもこの99%は、腎臓の尿細管で再吸収されて血液に戻るそうです。尿細管から腎盂・膀胱を経て、尿として体外へ出るのはわずか1~3リットルと言われています。

尿の主要成分とその働きを以下ご紹介します。(以下MCL会報創刊号より抜粋)

1、尿素

保湿クリームや肥料として使われる尿中に最も多く含まれている成分。別名カルバミド。尿素は体内のたんぱく質の代謝産物で、脂肪や体の様々な分泌物を溶かし、最終的には尿中に排泄されます。尿素は抗菌作用が強く、特に結核菌が増えるのを阻止します。

2、尿酸

尿素同様、結核菌に対する阻止力が強く、その上体内でガン化しようとする物質をも抑え込む力があります。

3、ミネラル

尿中には、各種の食品から得られるよりも、多種類の有効なミネラルが含まれているようです。それらは体内に一度吸収されて、余分な物が再び体内から出てきたものばかりなので、吸収率も高く、食品から摂るよりも効率的なようです。

4、生理活性物質

その他に尿中からは微量ながら体の健康に不可欠なホルモンや生理活性物質が多くの研究者により取り出されているようです。

・ ウロキナーゼ・・・血栓を溶かし、心臓病や血液循環不全を治療する

・ 表皮増殖因子(EGF)・・・傷ついた組織や細胞を修復、再生する

・ コロニー刺激因子(CSF)・・・細胞分化や増殖に有効

・ 成長ホルモン(GH)・・・多彩な生理活性を示し、特にたんぱく質合成や軟骨発育の促進および脂肪分解作用をもつ

・ 赤血球生成因子(エリスロポエチン)・・・赤血球の生成を促進する

・ 性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)・・・月経周期の正常化や精子の生産を促進する

・ カリクレイン・・・末梢血管を拡張させ血圧を下げるカリジンを遊離させる

・ トリプシンインヒビター・・・粘膜性潰瘍の予防や治療に効果がある

・ アラントイン・・・傷や潰瘍を治す

・ 抗ガン物質・・・アンチネオプラストン、H-11、β-インドール酢酸、ジレクチン、3-メチルグリオキザールなどはガン細胞の増殖を強力に阻止するとともに、正常細胞に戻す


これらの成分が複合的、複雑怪奇?いえ、神秘的に働くため「尿は天才薬剤師」「尿に誤診なし」と言われるゆえんでしょうか。

書籍やネットでの情報発信にも努めています。

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